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ブースターケーブルとバッテリーの正しい繋ぎ方

正しい繋ぎ方を学びましょう

ライトの点けっ放しや長時間車を動かさなかったなどでバッテリーが放電してしまい、エンジンが掛からなくなります。
掛からなくなったエンジンを動かすにはバッテリーでセルモーターを回すわけですが、そのバッテリーを充電するためにはブースターケーブルで繋ぐ必要があります。
そもそも車とバッテリーの関係はエンジンを動かすためではなく、ライトを点けたりエヤコンを回したり車内のアクセサリに使うなど様々な用途に使われます。
しかし全ての電装装置にバッテリーから電線を引いていては車が重くなり配線が複雑になります。
そこで(+)だけは配線するが(ー)は車体に流すことにすれば(ー)の配線分は軽くすることができるのです。
車体は鉄で出来ており電気を通すことができるためとても都合が良いのです。

では放電したバッテリーの繋ぎ方は上記で示したように車体はマイナスの電気を流すことになるためブースターのマイナス側(黒色)を車体に繋ぐのですが、どこでも良いのではなく、繋ぐとき火花が出ることもあるのでボンネットを開けた時にフック状になった部分(エンジンハンガーフック)に繋ぐのが良いでしょう。

繋ぎかたの手順は
①エンジンを掛けたまま正常なバッテリーの(+)をブースターケーブル(+)赤色を繋ぐ。
②放電したバッテリーの(+)を(+)赤色と繋ぐ。
③正常なバッテリーの(ー)黒色と繋ぐ。
④放電した車のエンジンハンガーフックなどに(ー)黒色を繋ぐ。
⑤放電した車のエンジンを掛ける。
エンジンが掛かったら今の手順の逆からブースターケーブルを外しエンジンが回ったら暫く掛けておく。
尚、エンジンを掛けるときはライトや空調機など電気を使うものは消してから行ってください。
いざと言う時に役立ちますが、落ち着いて行えば問題ないです。